

















楽器博物館。
3つしか部屋が無いのに2時間いた。
若林忠宏氏の民俗楽器図鑑が愛読書で何回も読んだが、載っていなかったものが大量にあったのでかなりの興奮であった。
16ユーロ2700円程度。
写真の
バリトンは、ネックにフレットを備え、7本のガット弦(羊の腸)12本の金属の共鳴弦を持つ。共鳴弦はさらに左手の親指で弾いて演奏される。オーストリア・南ドイツ・東欧の一部で18世紀末まで用いられた。
弦楽器好きならお分かりだろうが、弦の数に異常に反応するわけである。
時代順になっており、
竜をあしらったものもあったが、次第にデザイン的なものが失われ、機能美のみが残る過程が十分に堪能できた。
簡易版三味線はどれも胴が四角いが、
これは三味線のアイデンティティを理解していない。世界中どこを見てもリュート系の楽器は胴が丸い。亜種で四角いものは稀に存在するが、あくまでも亜種。
音響、強度、デザイン、腕の置きやすさ、どれをもってしても丸にかなうものはない。
人間の試行錯誤の歴史。
三味線博物館など無い理由は(津軽三味線博物館ら津軽にあるが展示は少ない)
個人所蔵が多い、
町人文化であり
消耗品である、実用品であり飾るような代物では無いといった理由。
名器にも蒔絵などがあしらわれているだけで
形にバリエーションが無いというのも理由の一つであろう。
これは珍奇三味線コレクターである私が
作るしかあるまい