楽譜の覚え方ー

暗譜が苦手という生徒さんが多い。
というのは先生である私が苦手だからに他ならない(汗)

ということで私の教室の発表会は楽譜見ていいということにしている。

楽譜の覚え方を大学時代の箏の先生に聞いてみたが、

「1回本を閉じて開けて確認して、ってやるしかないよ」

とのこと。

話は変わるが英語に関しては15年くらい勉強していたが中々上達しなかった。

それがTOEIC 875点まで行ったのは

「あること」に気づいたからだ。

TVで東大生が家庭教師として生徒に教えた勉強法として

「30分後、1時間後、3日後、1週間後、1ヶ月後、と
「忘れた頃」に覚えなおす」

という発言を聞き、

結局「単語帳」(スマホではあるが)という勉強法に落ち着いたからだ。

30秒後に一つの単語の意味を覚えていない人はあまりいない。

忘れた頃に復習することで、短期記憶が長期記憶になる。

暗譜も同じで、

と言ってもいきなり全部覚えようとするのでなく、

2小節ずつ、それでもできなければ1小節ずつ、それでもできなければ 1拍ことにして 「指で覚える」こと。

後はCDなどと一緒に弾いてどこが間違ったかしっかり把握し、もう一回弾きなおす。

どうしても気分が乗らない場合はとりあえず2回以上通して弾くだけでも良い。

全ては「記憶」でしかない。

その記憶がいかに瞬時に引き出せるかが、練習なのである。

ということに20年目にしてようやく最近分かってきた。

英語はその勉強法のお陰で、
「留学してたの?」と言われるまでになったので卒業ということにして、

後は津軽三味線を頑張るだけやな(マテ)