茶道の時、客作法として「お茶碗を回す」ことはよく知られています。

これは正面を向けて出されるものを

謙虚な気持ちで正面を避けて飲むという意味だそうです。


正面を避ける(お茶碗を回す と書くと素人くさいのでこう書く)

のは実は絶対ではなくて、松尾流という流派では回さずに
正面から飲むようです。

松尾流サイトより
http://www.matsuoryu.com/tokucho.html


また細川護煕元首相は 肥後細川家の第18代当主で、お殿様の血筋というのもあり、 お茶を頂く時に、

正面から飲んで、

「回さないのですか?」

と聞かれ

「うちでは回すように習っておりません」

と答えたそうです。

単に手順を真似る だけでなくその中にある「心」も見とれるようになるといいですね!