お稽古事をしていると正座をする機会が多い。
合気道では膝行 という 膝で歩くやり方があるが、
今日もズキっ!と痛んだ。
これは3年前くらいに、茶道を始めたときに
見栄はって正座を7時間くらいしていたらそれ以来
膝で立つと痛くなるようになってしまったのだ(アホか)
「正座が膝に悪い」という認識があるが、
医学関係の本をみると
「膝が悪い人は正座するな」とは書いてあるが
「正座したら膝が悪くなる」とはどこにも書いていない。
一度膝が痛くなってから
慶應大学病院のスポーツ医学センターみたいなところに行って
お医者さんに聞いてみたが
「正座で膝が痛くなることはない」
とのこと。
うーんでも正座してから痛くなったのは明らか。
どうも納得がいかない。
以前チャッピーさんの日記で知った
尺骨神経麻痺
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10880800.html
(机の上で肘をついていて手がビリビリした経験は多くの人がもたれていると思いますが、その部位を長時間にわたって圧迫したり、無理に肘を曲げる姿勢をとることで症状が現れ)
になんとなく似ている気はするが
肘じゃなくて膝だからな。。
ピザって10回言って!等と言ってる場合ではない。
「膝 痛み」で検索してみるとこんな記述が。
明治時代はみんな正座をしていたから、「変形性膝関節症」の人が多かった?
そんなことはありません。
昔の人は今より「変形性膝関節症」が少なかったのです。正座が悪いということなら明治、大正、昭和、平成と「変形性 膝関節症」の人が減っていなければなりません。
ところが現実は逆に増えているのです。日本の生活習慣に正座をする機会が少なくなったということは、足腰ひざに力を入れて立ち上がることが少なくなってきたのです。
つまり日本式の生活様式は日常の中にひざを鍛える機会があったのです。からだに楽をさせない生活でした。
座布団に座っていて、立ち上がるときには「よっこらしょ」と力を入れて立ち上がりますね。それを一日に何度となくくりかえしていたたのです。
今は様式の生活が当たりまえになってきました。いすの生活は楽ですが、ひざなどの関節を大きく動かす機会がなくなってきているのです。
だったら茶道の先生とか膝悪くならないはずだが
結構膝悪い茶道の先生いるぞ。
どうもお医者さんのいうことでは納得できない。
結局予防法は「適度な運動(筋肉をつけるため)」「膝への過度の負担を避ける」
正しい座り方をする
膝裏に薄紙一枚
膝と膝の間に拳が入るくらい空けて、足の親指を重ねて座る
ということなのでしょう。
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