津軽三味線の曲弾きには、これとコレと入れる、

というのが大体あります。


それが1の糸のスリと20の勘所でのチリチリ、

そしてかませ といわれる 技。

そして始めは力強く始まり、

途中音澄み奏法などで音を小さくし、

また力強くなって終わる、というセオリーが

あるそうです。


こういうことがきちんと書いてある本がないのが不思議です。。


津軽三味線のオリジナル曲もほとんど楽譜は発売されていません。

津軽三味線の世界では、

完成された曲を作って後世に残していく、という精神が

まだないようです。

私は人の曲ばかり弾いているので、

(もちろんオリジナル曲もありますが、敢えて弾きません。)

オリジナル曲をやれと言ってくる方もいますが、

民謡だって誰かが作ったもの。

いい曲は後世に残したいものです。