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三味線の楽譜製作の話。
「作曲家の頭に浮かんだ音に近づけたい」by 高関建

NHKのクラシック音楽館で見た言葉に痛く感動した。

カバー曲の楽譜の方が確かに需要があるんだけど、

私の原点は岡田修さんの火の鳥であったり、吉田兄弟のSTORMであったり、小山内薫さんの覚醒であったり、沢井比河流の斜影であったり、
洋楽の理論で作られた和楽器の曲。

Jasracに申請しても、うちの得意曲だから勝手に出すなとか誹謗中傷まで受けることもある割にお金にならない
楽譜製作の世界。

実際出してみるとオケに合わせて弾く曲は音響の問題もあり、かなり演奏される機会は少ない、

基本耳コピなので聞こえないところはある程度自分で推測して埋めたりして、作曲者が「なんか違うんだよな〜」と言ってるといった話を伝え聞いたりする等色々齟齬がありましたが、

基本的な想いは
「作曲家の頭に浮かんだ音に近づけたい」

カバー曲でなく
素晴らしい和楽器曲を一人でも多くの人に弾いてもらって和楽器の魅力を伝えたい!!

言語化してもらって腑に落ちました。

これは指揮者ですが
楽譜製作者にスポットが当てられているのを見て

「すげー」と言ってしまい、

「お父さん、スゲーとかいうんだね、」と娘に言われた。

人類が得てきた膨大な知識の集積、アートの中では

ダンス(私の場合だと合気道)だと棒人間で書いたり、連続写真の本もあったりしますが、一般的では無く、正確性にも欠ける。

人間の行動がここまで正確に紙に落とし込める「楽譜」。

やっぱりやりたいな。