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ともすれば「流派を越えて」「家元制打破」「自由きまま(武道や茶道、津軽三味線の家元制に所属してきましたが、別に不自由でも何でも無いのですが)」と家元性を否定することがもてはやされる中、小山流の精神、流派というのは何なのかを学ぶ為にバックナンバーを買いました。
 
今ではあたり前になっている
東さわりを津軽三味線に導入したこと、

「即興性を主体とする津軽三味線、楽譜化等できるわけが無い」と言われたが、

楽譜の書き方を箏の正派の唯是震一先生に師事して
「一番物覚えが悪いが一番真面目だ、最後には勝つ人だ」と言われた話、

「津軽三味線は独奏で弾くもんだ」
と言われた中合奏を導入し合奏でコンクールで優勝したこと。

津軽三味線界最大と言われる流派の礎はやはり反骨精神にあったことを確認しました。