語源は江戸時代の歌舞伎における戦いのスタイルを「たて」と呼んだところから来ているという。
歌舞伎がルーツだけあって、殺陣は長いこと歌舞伎特有の様式美を重んじたスタイルが主流だった。
有り体に言えば動きにリアリティが、欠けていたのである。
これを大胆に改変し、殺陣の世界に旋風を巻き起こしたのが新国劇創設者の沢田正二郎だった。
これにより殺陣はスピーディーさとリアルさを増し始めるのである。
「別冊宝島編集部 日本刀の雑学100」より。
また江戸時代は歌舞伎に剣術家が指南していたが、やはり最小限の動きで動く武術と、
大ぶりに見せる演技では見せ方が違う為、
そこで剣術と殺陣が分かれたという話も伺いました。
また、殺陣とチャンバラの違いですが、
元々は同じ意味だったが、突きや蹴りも入れたのが殺陣、剣のみの場合はチャンバラを指すという認識。
という記述も見つけました。
殺陣(俳優さん)が三味線弾くのはたまにあったけど、三味線奏者が殺陣を習うとは思わなかったわ。
Tate, sword fight action is derived from Kabuki.
Tate in Kabuki is kind of ' beauty of form'
so it lacks reality in action.
Masajiro Sawada, actor of Kokugeki 国劇
modified revolutionally,
introduced speed and reality.