津軽三味線小山会の稽古には毎月一回必ず行っている。

合気道の稽古ももう15年になる。

合気道自体が好きなのもあるが、

先生が三味線をやるのは仕事だから当たり前で

やはり先生が趣味でやってることが続いてないと
趣味でやってる生徒さんに「間開いてもいいから、1日少しずつでもいいから続けましょう」

と言えないという思いからだ。

HPには私の思い「とにかく稽古に出ること」

が書いてある。

これは合気道の道主の言葉で、芸事で大事にしている言葉。

練習してないから、怒られるから、出ない理由を、探すのでなくとにかくいいから出ろと。

昔やってたなんてなんの自慢にもならない。という言葉も合気道の先生からもらったことがある。

掲示板見てると
独学でビデオみてやるとか言う人がたまに現れるのだが

合気道なんか稽古に出てないで上手くなったからって「だから?それが何かの役に立つの?」

という感じだし津軽三味線も同じだと思っている。

日本文化を伝える上で
本で得た知識で語るのでは無く、自分の体験から得たものを語るべきで、
自分の中で稽古に行ってない者語るべからずという自分の中のルールがある。

それでも
「自分でやる」と言われて来なくなった生徒さんもいて本当に何も伝わって無かったのだとがっかりしたこともあるが、

伝える回数を、多くすることと、
やはり伝わるまでやるしかあるまい。

流派に所属して稽古に出て、名取なり、黒帯なり伝を取って行くというのが日本の文化であると思う。

それがモチベーションにもつながる。

今年中に合気道三段審査に挑戦します。