箏(琴)はその洋楽的表現力から、素晴らしい現代曲が沢山作られています。
春の海や、古典的なイメージしか知らないと勿体ないと思います。
まずは、聞いてみてください。
上昇の彼方
第一楽章
第二楽章
人は途方も無い階段を一段ずつ登り続けているのではないだろうか。
その階段は、時であったり空間であったり精神であったりと、色々な姿をもち、
あらゆる方向へと延びている。そして人は一段ずつ上昇を続ける。
何処へ向かって?何の為に?きっとその答えを求めて上を目指すのであろう。
人は上昇を目指し、ゆっくりと、しかし確実に一歩一歩踏み締め登って行く。
そして上昇の彼方を発見する。
ユニゾンを徐々に増やしながら第二楽章に入ると、その先には更に
世界が広がる。
そこは終点か、はたまた通過点か、或いは下降の彼方なのであろうか。
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↓作曲者、沢井比河流先生のCDです。
演奏情報
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