春のやよいの あけぼのに 四方(よも)の山辺を見わたせば もろこし人も こま人も 大和心になりぬべし (福岡県民謡 黒田節より) ここのブログのタイトルでもある「やまとごころ」とはどういう意味なのだろうか。
「やまとごころ」とは、 古事記伝を記した本居宣長が 漢意(からごころ、唐心の意) 「物事を虚飾によって飾りたて、様々な理屈によって事々しく事象を正当化したり、あるいは不都合なことを糊塗したりする、はからいの多い態度」 の反語として思想体系を作った、 「日本古来のはかりごとを加えず善悪ともにありのままのさまを尊ぶ素直な態度」 だそうだ。 宣長はこうした発想をさらに日本尊重・中国文化排斥の方向へと拡大した。 というわけで本来はあまりいい言葉でないようですな(汗) 今は意味が変わったということにして 黒田節は「国際交流ソング」としてこれから歌っていこう♪ インバウンド邦楽(津軽三味線、琴、沖縄三線)演奏家 三味線弾きシシド(小山貢山) http://www.shamimaster.com/ 三味マスタードットコム