愛媛民謡調査報告書を見ると調査員に

「藤原武」とある。爺さんの名前だ。


多分私がこの本をしまいこめば多分もう日の目を見ないかもしれないので
ネットに一つ残しておくことにする。

(伝承)伊藤円蔵 明治36年生まれ
(機会)餅つき
(日時)旧節季
(場所)庭
(楽器)なし
(人数)1人対大勢
(特色)語りもの風
(踊子)コイヨノサッサ 今年豊年持ちをつく おいべっさんの
餅つきゃ三千六斗じゃ にわかづきなら小豆もいるまい黄粉もいるまい
やれつけやれつけ 持ちをつけ トコエッサッサ
(歌い手)今年しゃ豊年 コラショイ 穂に穂が咲いた ヨーホイヨー
ヨイトサッサ ヨヤサノサ 小草に米がなる コラショイ 紅々ほううき赤いが良いがな
(太夫)
(才蔵)…

と続く。

同じ郡でも一町に一件あったり、

中には一人で歌ってたなんてのも多くあって
その報告書に載ってるだけでも1224件だ。

今治大黒舞とかもあって祝い唄や作業歌も沢山あった。


テープレコーダーもラジオもない時代、

皆で勝手に伝え聞いたり作って歌っていたんだろうなぁ。。

もっと唄が身近だった時代に思いを馳せる。



三曲には筝曲地歌体系、邦楽体系などがあるが
民謡の世界にもあって、
そこの資料としても紹介されているNHKの民謡大観ってだれかもってない!?