最近色々な方(洋楽系)とご一緒させていただく機会があり、

同じことを言われた。

「そういう考えでは間口がせばまる」


あるところでは

初心者に箏で洋楽から弾かせてそれで教材を作ってくれ


という話が来た。 しかもソロではなく洋楽器とのコラボだ。


「和楽器で洋楽を弾く」

というのは基本的にプロだからできる「応用編」 であり、


「応用編」である洋楽から弾かせてそれで教材を作る等不可能だ。


箏でお願いしますと楽譜を見るとメドレーでそれぞれ調も違うし音階も違う。
しかもグリッサンドまである。


「これできても絶対に初心者には無理ですよ。音がなる間に初心者が調弦するなんて。調弦なしでやるとグリッサンドが汚いですよ」


というと

「調弦する為に8小節休みは取ってあります。

音がなる間でも例えば印をつけていただいて…」


初心者には絶対ムリです!!調や音階が変わると13本全部変えなきゃいけないし。和楽器は洋楽を弾くようには元々作られてないんです。

と言うと

「それでは間口がせばまってしまう」とのこと。


う〜ん そういう問題じゃないんだけどな…





結局ご本人が箏を習って教材を作ることになりました。


それが一番いいですよ 。