最近楽器の保存方法について説明する機会があり、

困った。


というのも、私は全て

「出しっぱなし」
「糸張りっぱなし」

なのだ。


これは単なるものぐさというだけではない。

「いつでも弾ける状態にしてモチベーションの低下を防ぐ」

という意味合いもある。


三味線屋さんなんかに聞くと

「糸は緩めて、駒もはずして」という。


確かにそうした方が糸も長持ちして皮にもいいのはそうだが、


特に初心者においては

「調弦、準備することによってかかる労力によるモチベーションの低下」の方が深刻なように思われる。


弾くことによって楽器は長持ちする。


三味線などはケースにしまっておいて久しぶりに練習しようと出してみると

皮が破けててそのままやめてしまうケースが見受けられる。



いくら綺麗に扱われても、しまいっぱなしの楽器はかわいそうだ。


壊れるにしても、使って壊れるなら道具として本望な気がする。



そんなワケで、私は「個人的」に 「出しっぱなし」をおススメします。




↑弾き終わった後、こういったもので磨くのは大事です。



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