今日は愛媛県庁の近くにある「坂の上の雲ミュージアム」に行ってきました。

一度マイミクの松ちゃんさんと行ったのですが今回は全八巻を読了したのでもう一度行ってきたのです。


日露戦争に関する資料も少なく、読んだ人間としてはもうちょっと深みが欲しいなぁ…と言う感想でした。

前回と違って今回は司馬先生の生草稿に感動しました!

多少なりともブログ書いたりして人目に触れる文を書いてるだけに「一気に書くんだ〜」等と参考になりました。

人間のことだからいくら調べても誤りもあるだろうに活字にしてしまってどうしたのかと思っていたら、

新聞連載だったので単行本にする際に修正したり、版を重ねるごとに修正したりしてたそうです。


もう一つ気になったのが「司馬遼太郎のロシア語能力」でした。


wikipediaに

「資料集めへの執念はすさまじく、生涯に何千万円単位という巨費を投じて買い集めていた。
司馬が資料を集め始めると、関連する古書が古本屋業界から払底したという逸話があり、
神田神保町の古書店街に軽トラックでやって来て、本屋に乗り込むや否や手当たり次第に乱読し、
それらをすべて荷台に乗せていったという。
『坂の上の雲』執筆の際には、「日露戦争」という記述のある本を片っ端から買い集め、
当時同じ題材の戯曲を書いていた井上ひさしが古本屋に行っても資料がなかったという逸話も残る。」

という記述があり、またロシアの社交界の話、詳しい軍艦のデータなどもあるので
これはロシア語の資料を読まないと無理だろう。
ということで疑問に思ったのです。

ネットなどには出てませんでしたが後書きに書いてありました。

「この作品は、執筆時間が四年と三か月かかった。書き終えた日の数日後に私は満49歳になった。執筆期間以前の準備期間

が五年ほどあったから、私の四十代はこの作品の世界を調べたり書いたりすることで消えてしまったと言ってよく、(中略)

調べるにすちて、無数の困難があった。そのひとつはロシア語だった。私は若いころ一年間ロシア語を習ったが、その実力は
辞書がやっと引ける程度にすぎない。そこで、頻出度の高い軍隊用語の単語帳を自分で作ってみた。
面倒な文章は、ロシア語のできる友人に大意を口頭で訳してもらった。みじかい文章がわからなくて、深夜におきていそうな
知人をあれこれ物色して電話をかけたりしてその人を不愉快にさせたりした」


小説の取材もすべて自分でやっていたそうで、長くブログをやる上で色々参考になりました(^^ゞ



ミクシィの方で日記を書いたら、こんなコメントがありました。


こどもの頃 こんな物騒な歌を歌いながらお手玉をしていました。
♪イチレツランパンハレツシテ〜ニチロー戦争ハジマッタ〜
サッサトニゲルハ ロシアの兵 シンデモムカウハ日本の兵
クロポトキンの首をとり〜・・・・♪・・な〜んて。


よく調べたら全国的にうたわれてたまりつき歌だそうです。

まりつき歌(日露戦争版)

いちれつ談判破裂して 日露戦争 始まった
さっさと逃げるは ロシアの兵
死んでも尽くすは 日本の兵
五万の兵を 引き連れて 六人のこして 皆殺し
七月八日の戦いで ハルピンまでも攻め入って
クロパトキンの首をとり 東郷大将 バン バンザイ

http://mippi.jp/mmland/ichiretsu.htm


生活の中に日露戦争の勝利の記憶が入っていたのですね。







Today i went to the Saka-no-ue-no-kumo(clouds above a slope)
museum at Matsuyama.

I finished reading saka-no-ue-no-kumo,

so i wanted to go there even though i went there once.


I've been wondering about the competency of russian language of
shibaryotaro,

because it's the novel of japan-russia war, then
he have to chek various kind of books about the war.


I saw the story about this on the postface.

"I studied the russian for a year, but I have a difficulty even
when i consult a dictionary.
So i often ask friends who can speak russia even midnight,
which made friend uncofortable.
"


津軽三味線・琴・沖縄三線 演奏 教授

宍戸俊信(小山貢山)
http://www.shamimaster.com/三味マスタードットコム
shamimaster toshi