今日の「所さんの目がテン!」は「バイオリン」

でした。

バイオリンの音量はギターのおよそ倍。

ギターが表面からしか音が出ないのに対し、バイオリンは裏からも音が出るそうです。


それは魂柱(こんちゅう)と言われる胴の中に仕込まれた表板と裏板をつなぐ柱のおかげだそうです。
(三味線にもつかないカナ…)

音域はピアノより高い音が出るそうです。


兼ねてからバチ弦楽器は弓弦楽器よりもとっつきやすいと言ってきましたが、今日その理由が解説されていました。

バイオリンは常に弦に直角に弓を当てていないと「バリバリ」という音になり、しずかちゃん状態になってしまうのです。

 人間の腕は手をぶらぶらさせると分かるように、曲線運動が自然な形。

直線運動は訓練しないとできないのです。



バイオリンを弾く人よりもギターを弾く人の方が多いのもこういうところが原因なのでしょうね。



尺八なら藤原道山、津軽三味線なら吉田兄弟とスターがいて、箏の方が三味線より洋楽的表現力が高いのになかなか箏のスターがでない理由は

ロックギターが多くてロックピアノが少ない理由と似ているかもしれません。

やはり左手で音の位置を押さえて右手でピッキングするのは体にとって自然なのでしょう。


和楽器オーケストラの三味線はホントに「カチカチ」というバチ音しか聞こえないので悲しい〓