珍しい改造楽器(三味線編)
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珍しい改造楽器(沖縄三線編)
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珍しい改造楽器(箏(琴)編)
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今日は尺八編です。

ツッコミ歓迎ですm(__)m




まずは普通の尺八から。
尺八

竹製。表四孔(こう、穴のこと)、裏一孔の五孔。

一番よく使われるものが一尺八寸(およそ54センチ)
であることから名づけられた。

指を全部ふさいだときの音はD(レ)。

一寸短くするとおよそ半音上がるといわれ、

一尺一寸〜二尺四寸などがあるが、

良く使われるのは一尺八寸(D)と一尺六寸(ミ、E)

である。





七孔尺八
七孔尺八
五孔ではよく鳴る音と鳴らない音でむらが

あるため、現代曲や速いパッセージ等

吹きにくいことから作られた。

表に二つ孔を増やしたもの。

この写真では見えにくいが小指用に孔が一つ開いている。

五孔尺八に孔を開けて作られる。

自分でやる人も多い。

現代曲とあわせるのに結構使っている人は

多いようです。




九孔尺八
七孔尺八

さらに二つ孔を増やしたものです。

詳細はこちら。
http://www.koyozan.com/kyukou.htm

福沢諭吉の孫に習ったという牧原伸一朗氏

等、一部の奏者が吹いているのみです。





三尺一寸管
三尺一寸海童道

元々尺八は普化宗(ふけしゅう)という禅宗の一派の

法器だったのですが、そこから独立して

海童道(わたづみどう)というものを作った

海童道祖が演奏していた。

こちらは現代も活躍中の

中村明一(あきかず)氏。

三尺一寸中村明一




オークラウロ

オークラウロ1
大倉財閥の第二代投手で帝国ホテルなどのホテル業を行った

大倉男爵が考案した楽器。

尺八の音色とフルートの拭きやすさを両立させた

楽器。尺八の歌口にフルートのキーをつないだもの。

古代ギリシアの縦笛アウロスと大倉さんを合わせて

オークラウロと名付けた。
オークラリスト養成所にて普及を計り、
オークラウロ教則本を発行、

オークラロ楽団は2回以上演奏会を実施したものの、

その後普及せずに廃れてしまったという楽器。


音の高さによってこんなに種類を作ったそうです。
オークラウロ2
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/8422/Sono_mlg25_Ohkurauro.html
こちらで音も聞けますがオークラウロの特性を生かしてない、、との評判です


もっと分かりやすいのもあります。




シャンクルート。


シャンクルートシャンクルート1

http://www.shakuhachi.com/Q-Models-Headjoint.html

こちらにありました。(同じ楽器をマイミクのjunchangさんも作っていらっしゃいます。)


どうも機械の腕を見せたターミネーターを

想像してしまうのは私だけか、、