沖縄の三線(さんしん)


三線1

ですが「蛇皮線(じゃびせん)ですよね?これ。」

とある年代以上の方には言われることがあります。


和楽器や沖縄好きの方はご存知の方も多いのですが


蛇皮線は本土の俗称で正式名称が三線(さんしん)

というのです。


私が沖縄三線では分かりにくいこともあるだろうと


ポスターの裏に 三線(蛇皮線)と書くと




「蛇皮線って言っちゃいけないんだよ」

とご親切にも教えてくださいました。


蛇皮線というと必ず訂正する方がいるのですが

では何故 蛇皮線という言い方が好まれないのでしょうか?



三線を弾く人同士では三線のことを

「三味線」というのですがこれは本土の三味線の

言葉の輸入とされていますので本来の呼び方と違うから、、

という説明は成り立ちません。




三味線は中国から

三弦(さんしぇん)


三弦2

と言う楽器が

沖縄に渡り、

そこから

大阪の境の港に行き改良され、

本土には蛇がいないから猫や犬の皮を使うように

なったと説明されることがありますが、

どうやら微妙に違うようです。


三線の蛇皮は琉球王朝時代から輸入物であり、
(沖縄のにしきへびでは大きさが足りないそう)


蛇皮の三線は貴族か一部の富裕層しか

持っていなかったそうです。


庶民はどうやって弾いていたかというと、

和紙を芭蕉の渋で塗り固めた 

渋皮張りの三線



渋皮張り

を使っていました。


戦後の物の無い時代には
米軍の捨てた空き缶とパラシュートの糸を使って
カンカラ三線というものを作ったみたいですし、


「蛇皮であることは三線のアイデンティティでないから」

というのが本来の理由のようです。