所有楽器紹介(長唄三味線(紅木細棹))


長唄三味線1


今日は長唄三味線のご紹介です。


長唄三味線は、その名のとおり

長唄(歌舞伎のバックミュージック)
の伴奏として使われるもので、


長唄三味線では津軽三味線などの
太棹より細い棹を使い、細棹と呼ばれます。


長唄三味線(細棹)


長唄三味線2




値段 これまた祖父のものでわかりません。

入手先  愛媛県西条市石原楽器(西条市には祖父母の家がある)




胴   花梨(かりん、マメ科。タイ、ミャンマー原産。軽くて狂いがない。三味線の胴は全てコレ。)
 
棹   紅木(こうき、インドネシア産、固くて水に沈むので、指をすっても指版が減らない)


弦  全て絹製。切れやすいが、丈夫なナイロン製は音色が劣る。

長唄三味線4



駒  プラスチック製。鯨の駒(げいのこまといって
   鯨の骨でできているものもある。いいものは象牙製。)

長唄三味線3



皮  猫の皮。

長唄三味線5


バチ 平バチと呼ばれるバチ。


手前がプラスチック製、奥が象牙製。


津軽三味線が棹を立てて演奏するのに対し、
長唄三味線では寝かせて演奏します。(上図参照)

なお、長唄三味線などの伝統的な
三味線は、音の減衰が早いため、
一つの音と次の音までの「間」というものが
大事になってきます。

これは、踊りや演技の伴奏として発達したものですから、
三味線も余韻のある弾き方よりは歯切れの良い方が合う、
ということからだそうです。

余韻を出来るだけ長くするように発達してきた
西洋楽器とは全く逆の考え方ですね。


越後獅子よりさらしの合方(前弾き付き)
http://www.shamimaster.com/sarashinokaikata.html

吾妻八景より佃の合方(前弾き付き)
http://www.shamimaster.com/tukudanoaikata.html

自分で演奏したものなので腕は大したものではないので参考までに、、