今弾いてる和食屋さんでは

「津軽三味線じょんがら曲弾き(きょくびき)」を弾いております。


私は必ず

「曲弾きの 曲は 曲芸の曲で、

曲芸のように色々な技を見せていくものです。」


と説明します。



今の津軽三味線の演奏方法は、

仁太坊(にたぼう)と言う人が

一年に一度の祭りで他の芸人より目立とうとして

生まれた奏法であり、


それが激しく叩きつける方法であり、

一の糸(一番太い糸)のスリであり、

かき回し(じょんがら節に必ず最後の部分に入る奏法)


であったのです。







細棹三味線を使った落語家さんなどの曲弾きは

たまにNHKなどで見ますが、

(参考http://www.rakugo-kyokai.or.jp/Profiles.aspx
柳屋とし松(3列目の真ん中辺り)では
曲弾きビデオが見られます。)

バチを弦と胴の間に通しながら弾いたり、

首の後ろで弾いたり、、と言ったものです。


早く弾く曲弾きは曲芸にも似た感じですね(^^ゞ